うなぎ屋さんで

世間一般で言われる夏の『土用丑の日』

今年は 7月24日 と 8月5日 のようですね。

値段が 上がる前にって事で

昨日 鰻を食べに行きました。

unajyu

久しぶりに 食べに行きました。

それにしても、うなぎの値段上がりましたよね。

これこそ うなぎ登りですね。

メニューにも、上から新しい値段が貼られていました。

その紙を 剥ぎたい気分でした。

鰻は どうも 僕的には コスパが合わない一品です。

鰻なら 僕は ノドグロの干物を食べますね。

まあ それは 置いとおいて

 

僕の背中に位置するテーブルに、後から3人の親子が座りました。

店内は 満席で、 店外にも 待ちの人たちが並んでいる。

かなり 待たされてはいるものの

まだ 僕の注文した品が 運ばれてこないので、

僕の意識は その味よりも その家族に向いていました。

父さんとお母さんと小学生の娘さんの3人でした。

振り返ったとき、お父さんの顔が見えました。

揉み上げから繋がる顎ヒゲと

鼻の下にもヒゲがありました。

ヒゲじゅう顔 いや 顔じゅう ヒゲでした。

僕の頭の中は、そのお父さんの職業に興味を持ち始めました。

ヒゲをあそこまで生やしているのだから・・・・・・

着ている上着は、しっかりとした襟の LACOSTEのポロシャツだし・・・・・・・・・

頭は・・・ 良さそうな 顔つきだし・・・・・・・・・・・・・・・

この時間(18時過ぎ)だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は 祭日だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お医者さんかな?

塾の先生かな?

公務員じゃないし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カメラマン? いや やっぱり お医者さんかな?

お医者さんに もう 決~め~た。

どうせ 人ごとだし。

そのような 思いを巡らせながら、すでに自分のテーブルに

やっと運ばれてきた鰻重を食していた。

 

すると、店員が 後ろの家族席に

「お待たせしました。 こちらが ミニひつまぶしです」と 声をかけた。

僕は 「やっと 後ろの席にも 届いたんだ」と、思っていると

娘さんが、 「このお椀に入っているの 何?」と、

恐らく 肝吸いの肝のことを聞いているようでした。

 

お父さんが、 即座に 答えた。

「アッ それ それは 肝臓!!」

その「肝臓」との 答えを聴き、僕は 吹き出した。

それは あまりにも 僕の頭脳が欲していた答えであった。

そして

僕の中の 職業当てクイズは 幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 


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うなぎ屋さんで” への1件のコメント

  1. 鰻の値段がうなぎ登りって……

    山田く~ん、座蒲団一枚あげて~

    本当に高くなりましたね、鰻。
    私は、自分で釣った穴子で十分です。
    肝臓の吸い物だっていけますよっ!

    うちは、ちゃんと24日に食べるんだって。
    ぼったくられるぞっ!

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