10. 当たり前

子どもの頃は、

主に親が作った環境下で生活している。

だから 自分の思う「当たり前」の世界しか知らないで過ごす。

学生時代は、

気の合う仲間とよく似た環境下で生活している。

つまり 「当たり前」が似ている人たちと過ごす。

社会人になり、

結婚して、

親となった頃から

人には「当たり前」に違いがあるのを感じ出す。

 

まあ 要約すれば上記のような気がします。

いつの日からか

自分の「当たり前」が、他人のそれとはかなり違っていると、感じ出しました。

あれ? あの人おかしくない? いや 自分がおかしいのかな?

私にとっての「当たり前」は、誰にとっても「当たり前」だと思っていたのに・・・・・。

 

「その人の当たり前」=「発想の基盤」=「その人の常識」

人は誰だって、自分なりに「当たり前」にやるべきことをやっています。

でも Aさん と Bさん では「当たり前」の種類やレベルが違うことはよくあります。

こんなふうに毎日やっていることの小さな差が、3年後、5年後、10年後に、圧倒的な違いになっていくのです。

その他 違いの生じる理由としては、「例外対応力」の有無や「危険予知」の習慣及び訓練にあると思います。

さて、

当たり前とは

  1. だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然(当前)なこと。
  2. 普通と変わっていないこと。
  3. 世間なみなこと

つまり、当たり前が違うと言うことは、「常識」が違うことでもあり、「世間並み」と思っているレベルが、違うことです。

成長とは、言い換えるなら、自分にとっての当たり前が増えることだと思います。

たくさん「当たり前」を持っている人が、成長度でも高いとも言えるのではないかと思っています。

勉強が足らないから、成績が悪い。

練習の質が悪いから、試合に勝てない。

食べ過ぎるから、太る。

小学生の頃に遊ばせすぎたから、中学生になっって困る

などなど

「当たり前」ですよね。

一度、子どもと「当たり前」と思えることについて、話し合うことをお勧めします。

子どもが成長するためにも

 

次回に続く