11. 当たり前2

子どもの頃は 住む世界が狭いから 自分の当たり前が全ての当たり前のように思っているが、大人になると 色々な当たり前があるという話を 前回に書きました。

さて 今回は

何かを求めている子どもを持つ親において

当たり前の共通点があると思う お話です。

その真剣度というか追求度で、共通点も分かれます。

かつて、全中(全国中学校)制覇 ・ インターハイ(高校総体)制覇を目指していた子ども達を持つ親の「当たり前」には、驚くほど共通点があったことを覚えています。

(結果的に 全中準優勝、インターハイ2連覇と準優勝1回でしたが)

中学生時代は、富山県・奈良県・静岡県・兵庫県・石川県・宮城県・三重県出身の選手を持つ親たちでした。

高校になり、愛知県・福岡県・京都府出身の選手が加わりました。

子どもが小学生の時は、地域も違う訳ですから勿論チームも違い、指導者も違うわけです。

環境が全く違っていたのに、親の考える「当たり前」はそっくりでした。

ビデオの撮り方やそのバッテリーの本数などなど、小さなことまでその「当たり前」がそっくりでした。

その「当たり前」が似ていたからこそ、親同士も

ごく自然に

ごく当然のように

まるで学生時代を共に過ごした仲間

のように感じていたのだと思います。

その親の仲間意識・友達感覚は、子どもが大学時代そして社会人になってからも続いています。

子ども達も 選手人生を謳歌しています。

「当たり前」が違うと、どこか 気を遣うことにより うわべの付き合いになってしますケースもありますよね。

子どもが同じクラブに所属している場合は、できるだけ保護者会(当たり前の勉強会)には参加して、意識向上をはかるべきだと思います。

 

次回は、 「違うタイプの当たり前」 にするつもりです。